日本大学商学部

しっかり押さえて、ぴったりの学びを見つけよう!
経済学商学どこが違うの?

「経済学」も「商学」も経済活動と関わる実学です。その大きな違いは研究対象と視点にあります。
「経済学」はビジネスだけでなく政府も含めた社会全体を研究対象にするのに対して、「商学」は消費者と企業の間で行なわれる商品・サービス取引、または企業に焦点を当ててビジネスに特化した領域を研究対象とします。いわば、「経済学」は社会の仕組みを学ぶための学問であるのに対して、「商学」はビジネスの仕組みを学ぶための学問です。
「経済学」の視点では、特定の企業や消費者の立場で物事を捉えずに、主に経済や社会全体から俯瞰して物事を捉えることによって、大勢の人々が幸せに暮らせるためのより良い社会のあり方を考察します。
これに対して、「商学」の視点では、企業や消費者の立場から商品・サービス取引や企業の課題について考察することになりますので、「商学」では実在する企業や商品・サービスを研究対象として取り上げることが多いです。具体的な企業や商品・サービスに興味がある人は「商学」を選択すると楽しく学修できるでしょう。また、ビジネスの仕組みを学ぶ「商学」では、資格取得に直結する科目が多いのも特徴です。
コンビニエンスストアを例に「経済学」「商学」それぞれの学びの視点を紹介します。

  • コンビニは、現代の日本人に
    なくてはならない存在⁉

  • コンビニで
    外国人のアルバイトが増えたのは、
    日本の労働人口の減少が関係している⁉

  • 食品の新鮮さへの過剰なニーズが
    食品ロスを加速させる⁉

  • 手軽に食品・飲料を買えるコンビニが
    使い捨て
    プラスチックの
    大量廃棄を後押ししている⁉

  • 大手3社のコンビニに
    消費者が集中するのはなぜ?

  • アルバイトの質を維持し24時間営業
    するには
    採用活動をどうすればいい?

  • 人気のスイーツを効果的に
    アピールするには
    どうしたらいい?

  • セルフレジを導入することで
    人件費をどのくらい抑えられる?

日本大学商学部の学問領域

「あらゆるビジネス実践に適応できる知恵(総合知)」を養う日本大学商学部。その学問領域を3つの学科ごとに紹介します。

商業学科

商品を取引する制度や慣習、形態を具体的に学びます。商品が売れる仕組みをつくるマーケティング、消費と生産のバランスをとるために必要な物流、貿易、お金の橋渡しをして必要なところにお金がまわるようにする金融などが学びの対象です。

設置しているコース

  • ● マーケティングコース
  • ● グローバル・ビジネスコース
  • ● 金融エコノミーコース

経営学科

企業やNPOなどを中心に、組織の仕組みとその運営の方法を学びます。さらに必要に応じて企業を変革させるための知識や問題解決能力も合わせて養います。経営に必要な「戦略を立て、組織を作り、人を動かす」という論理に裏付けられた実践力を身につけます。

設置しているコース

  • ● マネジメントコース
  • ● 事業創造コース

会計学科

企業等の経営活動をお金の面から評価する会計学を学びます。帳簿記入の技法である簿記に始まり、投資家等に報告するための理論である財務会計、経営者の意思決定に役立てるための管理会計など、広範な会計の諸分野が学びの対象となります。

設置しているコース

  • ● アカウンティングコース
  • ● 会計専門職コース