グループワークディスカッション
ベンチャー企業設立に関する知識やノウハウを、ゼミ生がどの程度持ち合わせているかを予め明らかにした上でグループ分けし、ベンチャーの事業計画を立てる学生主体の時間。試行錯誤を重ねながら、創造性と事業の実現性のバランスを考える刺激的な学びを経験できるのが大きな特長です。自分が感じたことや、やってみたいことを自由に提案したい人におすすめ!
自分の考えを形にした事業計画を立てられる!
2025年度版『商学部ゼミファイルVol.4』では、
経営学科のゼミ活動の様子や、
学生たちのリアルな声を紹介します。
先輩の経験や学びのスタイルは、
ゼミ選びの参考になること間違いなし!
迷える1年生の皆さん、必見です。
中小企業とベンチャー企業の新事業展開、
地場産業における創業
2年生10名/3年生11名
このゼミでは、「なぜベンチャー企業は生まれるのか」といった基本的な理論はもちろんのこと、「どのように起業し、どのように会社を持続させていくのがよいか」という実践のフェーズに至るまで学んでいます。実はまだ発足2年目のゼミ(2025年11月現在)ですが、学生は“自分たちでゼミを創る”というベンチャー企業社員のような心意気で、「売上目標150万円を達成するための事業モデル」づくりにチャレンジ中です。
また、地域の企業と協業する取り組みも並行しています。その際は、地域企業へのアポ取りから協業企画提案に至るまでを学生が主体となって行い、協業そのものを目的とせず、高利益を生む方法をしっかりと模索してもらいます。こうしたゼミナールでの講義や取り組みの特性上、起業に関心のあるメンバーが多いです。まさに「起業という夢をカタチにするための力」を日々磨くことができるゼミです。
ゼミは、ひとつの組織と言えます。とくにベンチャー企業について学ぶゼミであれば、「どのような特徴・特色をもったゼミにするか」は教員が考えるのではなく、学生自身が試行錯誤するべきです。ゼミをよりよくするために何ができるか、自発的に考え行動することで、学生の自主性が磨かれていきます。そして、その土台として必要不可欠なのは、「論理的思考」。常に根拠を追い求め、ロジカルに考えて行動する能力は、やがてビジネスを運用する力へとつながっていくはずです。このゼミでの学びを通して、社会で活きる・通用するスキルを習得していきましょう。
ベンチャー企業においては、とにもかくにもアイデアを出すことが全ての出発点となります。つまり「0→1の創造力」が欠かせない、ということです。このゼミでは、自由に意見を出し合える環境づくりはもちろんのこと、目標を仲間に共有することも大切にしています。なぜなら、数字で示した目標があると、具体的なアイデアが生まれやすくなり、意欲も高まるからです。また、「目標を達成したあとの自分を想像すること」もまた、挑戦を続ける原動力になっていきます。アイデア出しという「現在」と、目標達成という「未来」、この両軸で考えることがベンチャービジネスにおいては大切なのです。
ビジネスは、一人では決して成り立たないもの。それはゼミにおいても同じことです。仲間と共通の目標に向かって走るためには、常日頃から協力関係を築いておくことが欠かせません。その過程で大切なのは、お互いの良さを認め合い、支え合う姿勢。真剣に取り組むときは集中し、楽しむときは思いきり楽しむ。そんな“オンとオフ”の切り替えを意識することで、自然と信頼関係が生まれ、人間関係が築かれていくはずです。メリハリをもって学んでいきたい学生には、とても居心地のよいゼミになることでしょう。
ベンチャー企業設立に関する知識やノウハウを、ゼミ生がどの程度持ち合わせているかを予め明らかにした上でグループ分けし、ベンチャーの事業計画を立てる学生主体の時間。試行錯誤を重ねながら、創造性と事業の実現性のバランスを考える刺激的な学びを経験できるのが大きな特長です。自分が感じたことや、やってみたいことを自由に提案したい人におすすめ!
自分の考えを形にした事業計画を立てられる!
ベンチャー企業の創業や成長に関する理論と実践を学ぶ授業です。起業家精神や資金調達、ビジネスモデル構築を通じて、起業に必要な知識と考える力を養います。ベンチャー理論はもちろんのこと、外部講師による実体験に基づく講義を受けることも可能。ビジネスの現場的な視点から、起業について深く学べる点が特長です。
起業について深く学べる!
ゼミ全体を「ひとつの会社」と見立て、その会社における売上目標の設定から商品・サービスの企画、販売活動、収支管理に至るまでを考える授業です。中小企業やベンチャー企業に関する知識を事細かに身につけることができ、会社の一員のような気持ちでビジネスモデルを考え、役割分担しながら活動を進める経験が可能です。
リアルな知識を習得できる!




ゼミ長の土井さん、副ゼミ長の山口さんが、長谷川英伸ゼミの現在と未来について
ざっくばらんに談笑中。ゼミ活動の魅力や雰囲気に至るまで、話題は尽きないようです。
夢を抱きながら、ゼミの幹部として学生たちの意見を取りまとめる2人の会話をのぞいてみましょう!
山口くんって、どうしてこのゼミを選んだの?僕は将来起業したい! と思ってたからこのゼミ一択だったんだけど。

3年 土井俊哉
ゼミを通じてなにかしら成長したいなーと思って。ベンチャー=挑戦って感じたのが大きかったかな。いやー、それにしても土井くんはゼミ長になってから、すごく頼もしくなったよね!

3年 山口功晶
いやいや副ゼミ長ほどではありませんよ!(笑)このゼミは学生主体で運営してるから、みんなをまとめたり意見交換しやすい雰囲気をつくったりすることに奮闘中、って感じだな。山口くんのサポートあるのはでかいよ!

3年 土井俊哉
ありがとう!
副ゼミ長になって、リーダーシップを取るのは簡単じゃないけど、同時に自分の成長を実感できているよ。やりがいあるし。

3年 山口功晶
リーダーとしてどう人をまとめるか、どうやったらチームの力を引き出せるか……。経営学だけじゃなくて、人との関わり方やマネジメント力まで、実践を通して学べてる気がする。こないだの月イチ懇親会でも、ゼミの雰囲気良くなってるな~って思った。

3年 土井俊哉

そうだね。学年や役職関係なしに、自由に意見を出し合える雰囲気が好きだな。今は「売上目標150万円」の事業モデル構築に向けて、みんなが一つになって突き進んでる感じがあるね。

3年 山口功晶
今の一丸となってる空気、いいよな!先生はいろいろと実践させてくれるから、自分の考えを形にして、課題を解決する力が身につくのも嬉しい。チームワークだけじゃなくて、個人としても成長できてる。

3年 土井俊哉
わかる。自主性と行動力が求められる分、得られる学びも大きい。
それがこのゼミの一番の魅力だと思うな。

3年 山口功晶
「自分で考えて、動いて、実現する」。こういう経験ができるゼミって珍しいよね。
新2年生、いっぱい入ってくれるといいな~~!

3年 土井俊哉
本ゼミでは、ゼミ長の土井さん、副ゼミ長の山口さんを中心に定期的に懇親会を行っています。この時間のおかげで、新しく加わったゼミ生も少しずつ自分の意見を言えるようになってきました。仲間とのつながりを大切にしながら、これからもゼミを盛り上げていってほしいと思います。何ごとも“自分ごと”として考える力は、これからの時代に欠かせません。新メンバーならではの新しい視点を、私も待っています!

長谷川英伸先生
