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なぜ 「商学」を学ぶのか

ビジネスには、
社会を変える力があるから

商学が取り扱うビジネスの領域は、人が暮らす社会と密接に関わっています。商学を知れば、私たちの周りにあるビジネスがどのように社会と関わり、社会を動かしているかを知ることができます。

POINT
01

日々の暮らしと密接に結びついた商学の視点

商学も経済学も企業や経済の活動と関わる学問ですが、その大きな違いはそれぞれの「視点」にあります。経済学の視点では経済や社会全体を高い所から見下ろして物事を捉えるのに対して、商学の視点では企業や消費者という近い立場から物事を捉えます。コンビニエンスストアを例に商学と経済学のそれぞれの視点をみてみましょう。

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豊かな社会の実現に必要不可欠な
ビジネスの仕組みを学ぶ「商学」

商学は、消費者と企業との間での商品・サービス取引や、企業活動の仕組み、また、それに伴うお金の動きを学ぶ学問です。実在する企業や商品・サービスを研究対象として取り扱うこともあり、商学にはより現実に即した「実学」の側面があります。

POINT
02

ビジネスの現場に活きるさまざまな商学の学び

普段みなさんが目にするトレンドやサービスの中にも商学の学びは広く浸透しています。たとえば近年流行している「聖地巡礼」という事象も、商学の学びとして捉えることで一つの研究テーマになりえます。

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「コト消費」「トキ消費」を研究する体験が生む「価値」を消費者心理で分析

堀田 治 准教授
(専門分野:アートマーケティング)

音楽ライブのような、体験を伴う消費が注目される近年。体験が消費者にもたらす価値をマーケティングの理論で分析しています。

環境問題 × 商学のノウハウ

村井 秀樹 教授
(専門分野:環境会計学)

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地域コミュニティの魅力を引き出すまちづくり

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全国各地でフィールドワークを重ね、地域の賑わい創出の提案や地域ブランドの展開に向けた商品開発などに取り組んできました。

商学を学べば、
将来を切り拓く⼒がついてくる