日本大学商学部

お知らせ

水野ゼミの学生が、国際女性デー関連イベントで発表を行いました

2024年3月7日

2024年3月6日(水)にCIC Tokyo(虎ノ門ヒルズ)で開催された「女性特有の悩みを可視化する Women’s Open Lab powered by reanne」で、水野ゼミナールの学生が発表を行いました。このイベントは国際女性デー(毎年3月8日)に合わせ、CIC Tokyoが3日間にわたり、様々なコミュニティを応援する企画の1つとして開催されました。


水野ゼミでは現在、ある菓子メーカーに向けてフェムテック商品(注1)の提案を目指して研究を行っているのですが、その調査にご協力いただいた株式会社asaiがこのイベントの主催者であったことから、同社CEOの浅井しなの様からお声がけをいただき、参加することとなりました(注2)。もちろんこのイベントは学生向けのものではなく、スタートアップ起業家や企業や自治体の中で活躍されている社会人の方々が中心です。


水野ゼミから参加した商業学科2年の長嶋智葉奈さん、小金沢乙葉さん、下條真莉さん、陳 心怡さん、菊地未夏さんは、組織における女性のリーダーシップ活躍を知る「Women’s Leadership Pitch」セッションに登壇。「ゼミのプロジェクト活動における男女間の『気まずさ』と解決策」に関して、実体験を用いながら発表を行いました。
プレゼンテーションでは、①プロジェクト活動の中で男子学生が見せる気遣いが、じつは女子学生にとってもやもや感を生み出していること、②生理による体調不良が、それを知らない男子学生からは「やる気のなさ」に見えてしまっていること、③SNSを使う際、絵文字を多用する女子学生と文字中心の男子学生でモチベーションに関する誤解が生まれること、など学生らしい事例を紹介。さらに不満だけに留まらず、「言葉のボクシング」というユニークなキーワードと、コミカルなアクションを交えたプレゼンテーションで、それらの解決策についても説明しました。コメンテーターの方々からも好意的なコメントをいただきました。


さらに展示スペースでは、水野ゼミの活動を動画やパンフレットを使って紹介もしました。引き続き行われた交流会では、多くの方々とネットワークを作ることができ、今後の研究や商品開発活動にとって大きな財産となりました。


参加した長嶋智葉奈さんのコメント
「同世代でも着実に夢を叶えているという刺激が、もっと自分もやらなくちゃっていう勇気になりました。ピッチが終わり、様々な企業の方とお話する機会をいただくことでも刺激を受けました。自分でも産学連携でこんな商品を作りたい、という願望があるので、企業の方とお話しても受け身にならず、自分が聞きたいことを聞けました」

「女性特有の悩みを可視化する Women’s Open Lab powered by reanne」の詳細はこちらから
https://cic-internationalwemensweek0306.peatix.com

注1 フェムテック(Femtech)とは、Female(女性)とTechnology(技術)をかけ合わせた造語で、生理や妊活、妊娠など
     女性特有の健康課題を技術の力で解決しようとする取り組みのこと。
注2 株式会社asaiは経血の量や成分を検知して、生理や健康状態をスマートフォンで可視化するデバイスを開発する
     スタートアップ企業(https://asai-inc.com/

(商学部)