日本大学商学部

経営学科

経営学科

経営とは、人間が共同で何かをするとき、役に立つ知識です。ラグビーやサッカーなどスポーツをやった人は、チームが個人より大きな力を生みだすことをご存じでしょう。経営学科では、こうした組織の仕組みと運営の仕組みを、日々の暮らしに大きく関わる企業やNPO(非営利組織)などを中心に学びます。21 世紀になって、グローバル化、情報化、デジタル化、異文化の衝突と結合といった波が押し寄せています。こうした変化に対応できる「経営する力」が求められるのです。各種ビジネスの創設、組織化、運営、評価などの基盤となる専門的な知識と分析能力を身につけ、変化に適応できるイノベーティブな感性と問題解決能力を磨いていきましょう。
※学科の詳細については、商学部ホームページ内の入学者選抜情報の「高校生・受験生向けサイト」をご覧ください。

経営学科の学び

経営学科では、企業やNPOなどを中心に、組織の仕組みとその運営の方法、さらに「企業を動かし、変化に応じて企業を変革していく」のに必要な知識と問題解決能力を育てていきます。実践的学問である経営学科では、数多くの企業の事例を使って、経営者の経営判断の流れを疑似体験したり、組織の効率的な運営や新しいアイデアを生み出しやすい仕組みを考えたり、気持ちよく効果的に人々が働くための心理的要因を考えたりします。これらの学びを通じて、経営に必要な「戦略を立て、組織を作り、人を動かす」という論理に裏付けられた実践力を身につけることができます。

経営学科の履修モデルと主な科目
マネジメント履修モデル
マネジメント履修モデルでは、企業をはじめとする組織を維持していくために必要となる「ヒト・モノ・カネ・情報」を活用するための知識を体系的に学びます。このような専門的な知識を修得することで、理論にもとづいて、組織を運営することができるようになります。また、企業などの組織を発展させていくためには、絶えず世界の情勢を分析したり、社会が直面している問題を解決したり、人々が求めているものを発見して提供していくことが必要です。マネジメント履修モデルには、このような課題に応えるための科目が用意されています。このような学びを通じて、情報分析力や思考力を養い、実効的な解決策を導くことができるようになります。
・経営管理論A・B
・経営戦略論A・B
・経営組織論A・B

事業創造履修モデル
事業創造履修モデルでは、新たなビジネス機会を追求する起業家や起業活動の支援に携わる人材を輩出していきます。新規の事業を起ち上げるには、ビジネスに関する専門的な知識を修得することは不可欠ですが、様々なリスクをともなうことも事実です。起業に関する実践的な学びを通して、新たなことにも失敗を恐れず、粘り強く果敢に挑戦し続けることができるようになることを目指します。また、新たな事業にチャレンジして、目的を達成していくためには、自分ひとりの力では限界があります。そのため、自らリーダーシップを発揮しつつ、他者と連携協力していくことも重要になります。事業創造履修モデルでの学びの中で、リーダーシップを発揮していくことや、自分の考えを正確に伝えて、他者との相互理解や共同作業を進めることができるようになります。
・ベンチャービジネス論A・B
・中小企業論A・B
・情報ネットワーク論A・B