日本大学商学部

お知らせ

木下ゼミナールの学生が企業と共同で商品開発を行いました

2023年10月20日

群馬県富岡市でゼミ研究に取り組んでいる木下征彦ゼミナールは,
明治30(1897)年創業の老舗企業「有限会社 扇屋菓子舗」と共同で富岡シルクのシルクフィブロインを配合し,
独自のしっとり食感を楽しめるお菓子「愛娘(まなむすめ・こうじょ)」の商品開発を行いました。

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「愛娘(まなむすめ・こうじょ)」

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巾着袋入りブッセ

地元の方々からはご好評をいただきました。現在は,世界遺産・富岡製糸場すぐそばの「みやげ処 扇屋」と
富岡市内の「お菓子所 扇屋」にてご購入いただけます。富岡製糸場にお立ち寄りの際には,ぜひお手に取ってご覧ください。

商品開発チーム中心メンバーは,富岡市の地域資源シルクを活用した地域ブランディングを目指して
2年前から富岡市にて研究活動に取り組んでおり,群馬県が進める研究奨励事業「絹ラボ」にも3年間採択されています。
今年度は「絹ラボ」の実践部門の採択を受け,富岡シルクをPRする活動のひとつとして,商品開発に挑戦しました。

今回発売した「愛娘(まなむすめ・こうじょ)」は富岡ならではのお土産・地元の方に愛される手土産になるような
商品を目指しています。富岡製糸場と地域をつないだ存在としての工女さんをモチーフにしたり,
ブッセの生地には富岡シルクフィブロインを配合させたりすることで,独自の“ほわっ”,“ふわっ” ,“しっとり”の食感とともに
富岡らしさを演出しました。特に、若い女性にも手に取っていただけるようブッセのサイズを小さくし,
レトロで可愛いラベルやパッケージにこだわっています。

「焼きまんじゅう味」・「あんバタ味」・「イチゴ味」の三種類で,それぞれ1個130円にて販売中です。
また,個包装や箱入りに加えて,地元の85歳と91歳のベテラン縫製職人の奥様たちの手作り巾着袋に包んだ
5個入りのブッセは950円で販売中です。

木下ゼミナールでは,今後も富岡シルクや「愛娘(まなむすめ・こうじょ)」をPRして参ります。

群馬県富岡市のお菓子司 扇屋|公式サイト:https://ogiya-tomioka.com/

以  上 

(庶務課)