日本大学商学部

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宮本賞(学生懸賞論文),6連覇!

2020年3月2日

日本日中関係学会主催の宮本賞(学生懸賞論文)で,商学部生による共同研究チームが,6年連続受賞の快挙を果たしました。宮本賞は,若い世代が日本と中国ないし東アジアの関係に強い関心を持ち,大きな力を発揮することを期待して創設されたもので,今年度で第8回を数えます。

今回の募集に対して,日本と中国の大学院・学部から過去最多の87編の論文が寄せられ,ハイレベルの競争となりました。これらの論文のうち,日本・中国・台湾のメンバーで結成された商学部の研究チーム「Lshare(エルシェア)」の8名(橋本紗弥さん=商業3年・チーム代表,孔繁羽さん=経営4年,岩渕晶さん=商業3年,楊旻昊さん=商業2年,川内皓平さん=経営2年,齊藤隆太さん=経営2年,柴田大成さん=商業2年,林冠璇さん=商業2年)による論文は,全体の第2席に相当する「優秀賞」に選ばれました。

「民泊ビジネス飛躍への示唆」と題するLshareの共同研究論文は,近年増加しつつも順調な推移を辿っていない日本の民泊に着目し,中国の最大手途家(トゥージア)の経営手法を取り入れることで日本の民泊が発展する可能性を提起しました。この受賞論文は,『日本の若年層を中心とする対中世論改善の可能性』(宮本雄二監修・日本日中関係学会編,日本僑報社,2020年)と題する書籍のなかに掲載され,今年3月に出版される予定です。

2012年度の第1回から2019年度の第8回までの宮本賞受賞者のうち,日本大学大学院商学研究科と日本大学商学部の受賞論文は10編,受賞者数はのべ61名にのぼりました。

宮本賞受賞のLshareのメンバー

(庶務課)