日本大学商学部

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商学部生の日中共同研究チームが最優秀賞受賞!

2021年1月18日

日本日中関係学会(宮本雄二会長)が主催する学生懸賞論文「宮本賞」に応募した商学部髙久保ゼミナールの日中共同研究チーム「Robee」の論文が,最優秀賞を獲得しました。「宮本賞」は,若い世代が日本と中国ないし東アジアの関係に強い関心を持ち,大きな力を発揮することを期待して創設されたもので,今年度で第9回を数えます。受賞者の表彰式とシンポジウムが2021年3月25日(木),日本記者クラブ(東京都千代田区,日本プレスセンタービル9階)で行われるほか,受賞論文は『中国でドローン産業が育つのはなぜか?(仮題)』(日本日中関係学会編,日本僑報社,2021年)と題する書籍のなかに掲載され,今年3月に出版される予定です。

今回の募集に対しては,日本・中国・アメリカなどの大学院・学部から69編の論文が寄せられ,ハイレベルの競争となりました。これらの論文のうち,商学部の研究チーム「Robee」の7名(吉田泰地さん=経営3年・チーム代表,内田海斗さん=経営3年,佐藤藍里さん=経営3年,楊旻昊さん=商業3年,伴場順美さん=商業2年,檜山かな子さん=商業2年,松室直友樹さん=経営2年)による論文が,全体の第1席に相当する「最優秀賞」に選ばれました。

「中国でドローン産業が育つのはなぜか?~日本ドローン産業育成への示唆」と題する「Robee」の共同研究論文は,近年中国で大胆な法整備や産業支援によりドローンの社会実装が急速に進んでいる一方,日本では社会実装が進んでいない状況を解明しようとしたものです。文献とアンケート調査を通じて,日本の特徴である安全性と中国のスピード感・チャレンジ精神を共に取り入れることで,より良いドローンの生産と日本のドローン産業の発展の可能性を提起しました。

2012年度の第1回から2020年度の第9回までの宮本賞受賞者のうち,日本大学大学院商学研究科と日本大学商学部の受賞論文は11編,受賞者数はのべ68名にのぼりました。商学部生の入賞は7年連続,最優秀賞の獲得は第1回(2012年),第4回(2015年)に続いて3回目となります。

(庶務課)