秋川ゼミナールの学生が2024年度日本物流学会研究奨励賞を受賞しました
2025年3月26日
本学部秋川ゼミナールの学生が,日本物流学会の研究奨励賞を受賞しました。
日本物流学会は,広く物流研究を行うと共に,物流研究に携わる者の研究成果の発表と相互交流を通じて
物流に関する学問体系の確立に資することを目的とした学会であり,日本物流研究奨励賞は,正会員が3名
以上所属する教育機関,研究機関等に在籍する学生,若手研究者で,優秀な物流研究者に与えられます。
受賞者 中言 優梨菜さん(経営学科4年生)
卒業論文題名 共同物流会社の意義-プラネット物流とF-LINEの比較考察からー
論文要旨 2019年に食品メーカーが集まり,共同物流を行うF-LINE株式会社が設立された。
各食品メーカーの物流会社が集まり,統合されたものだ。共同物流は,ドライバー不足の解消や
CO2削減のために必要な取り組みである。近年,多くの業界で共同物流を行われ,流行となって
いる一方,日用雑貨の共同物流を行っていたプラネット物流は解散をしてしまった。以上の事実
からより主流になるはずの共同物流の会社が解散してしまった原因を追究するとともに,なぜそ
の後に新たな会社が設立されたのかを考察した。そして,2024年問題を迎えた現在における
今後の共同物流はどのように発展していくべきかを提言した。
以 上
(商学部)