10月4日 留学生交流研修旅行を実施しました(国際交流委員会)
2024年10月7日
今年度の留学生交流研修旅行は、例年とは異なり、誰でも行ける著名な観光地ではなく、ひと味違う"地元との交流研修"を軸に日本文化を体験してもらう企画を実施しました。
実施に当たり、足利市、足利市教育委員会、足利歴史ミュージアム設立推進協議会、NPO国際交流サポート協会つなぐ会、足利リビルドの会、公益財団法人アンタレス山浦財団、ニューミヤコホテル、大日本茶道学会、開倫塾日本語学校、足利雅楽会、あしかが舞楽親子教室などの団体やメンバーの皆さまによる受入実行委員会がご対応くださいました。
参加した学生48名(中国、韓国、モンゴル、アメリカの留学生と日本の支援学生)は、A班とB班に分かれ、午前10時過ぎよりさっそく見学を開始しました。
まずは、足利市駅徒歩0分のホテルにて、本格的な茶の湯のお点前による歓迎から始まりました。また、そこから至近距離の華雨蔵珍之館では、中国の貴重な石碑の拓本の見学と拓本づくり体験を通じて、東アジアと日本のつながりを感じました。
お昼はホテルの展望レストランで、足利市教育長、留学生教育に携わる先生方、大岩山最勝寺の執事、地元メディアのアナウンサーを囲んでの交流を行いました。午後の部では、史跡足利学校や鑁阿寺を回り、当地に詳しい著名な方々に解説をお願いしました。
通常では鑑賞できない雅楽の生演奏や巫女舞の実演を、地元の皆さまの温かい協力を得てこの日のために特別に披露して頂くことになりました。このようにして魅力あふれる交流研修が実施されました。
交流研修旅行の終了後、参加した留学生たちから続々とメッセージが寄せられ、これまでにない角度から日本文化の奥深さを学び、新たなインスピレーションを得るきっかけができた、との感想がありました。
1 大日本茶道学会の先生によるお点前
※伝統的なお茶の作法と道具を鑑賞し、お茶とお菓子をいただきながら、落ち着いた時間を過ごす体験。
2 華雨蔵珍之館:拓本見学と拓本づくりの体験 1階:主な拓本の展示と解説
3階:拓本づくりの体験
※華雨蔵珍之館(かうぞうちんのかん)
中国・曲阜と縁の深い足利。アジアの歴史を書き換える可能性もある石碑名蹟の貴重な拓本を約2000点収蔵
3 市教育長ほかの皆さまのご挨拶とランチセッション ※昼食を取りながら、足利市教育長や地元有志の方々を囲み、お互いに語り、学び合う時間となりました。
4 専門家の先生による鑁阿寺本堂(国宝)の解説 ※鑁阿寺(ばんなじ)
「日本100名城」の一寺院。中世武家の館をそのまま残す。1209年建立の「本堂」は東日本最古の建造物。
5 足利学校での論語素読講座 ※足利学校(あしかががっこう)
学徒三千を数えた日本最古の総合大学。ザビエルも世界に紹介。貴重で良質な漢籍を現在も残しています。
6 雅楽と巫女舞の実演 「越殿楽(えてんらく)」と「豊栄(とよさか)の舞」。地元の皆さまの協力で特別にご披露いただきました。
7 織姫神社での集合写真 ※織姫神社(おりひめじんじゃ)
織物の町として知られてきた足利。この神社は縁結びの神様をお祀りし、境内からの景色の美しさは有名です。
8 地元スタッフと参加者(足利市駅にて) 皆さま、大変ありがとうございました!
2 華雨蔵珍之館:拓本見学と拓本づくりの体験 1階:主な拓本の展示と解説
3階:拓本づくりの体験
※華雨蔵珍之館(かうぞうちんのかん)
中国・曲阜と縁の深い足利。アジアの歴史を書き換える可能性もある石碑名蹟の貴重な拓本を約2000点収蔵
3 市教育長ほかの皆さまのご挨拶とランチセッション ※昼食を取りながら、足利市教育長や地元有志の方々を囲み、お互いに語り、学び合う時間となりました。
4 専門家の先生による鑁阿寺本堂(国宝)の解説 ※鑁阿寺(ばんなじ)
「日本100名城」の一寺院。中世武家の館をそのまま残す。1209年建立の「本堂」は東日本最古の建造物。
5 足利学校での論語素読講座 ※足利学校(あしかががっこう)
学徒三千を数えた日本最古の総合大学。ザビエルも世界に紹介。貴重で良質な漢籍を現在も残しています。
6 雅楽と巫女舞の実演 「越殿楽(えてんらく)」と「豊栄(とよさか)の舞」。地元の皆さまの協力で特別にご披露いただきました。
7 織姫神社での集合写真 ※織姫神社(おりひめじんじゃ)
織物の町として知られてきた足利。この神社は縁結びの神様をお祀りし、境内からの景色の美しさは有名です。
8 地元スタッフと参加者(足利市駅にて) 皆さま、大変ありがとうございました!
(教務課)
(国際交流委員会)