未だに海外の一部の地域では，感染の再拡大や新たな変異ウイルスの発生など予断を許さない状況が続いておりますが，日本国内においては，幸いにも小康状態となっております。また，本年下半期には，ワクチン接種も進み，大半の国民が接種を済ませたことにより，比較的安心して日々を過ごすことができるようになりました。

現段階では，来年４月の授業開講時の感染状況を正確に予測することはできませんが，本学部としてはポストコロナを見据えた，新たなフェーズへの第一歩と位置付けて，オンライン授業中心から「面接（対面）授業を基本」とした授業スタイルへの復帰を目指し，準備を進めております。座席の使用率を３０％（令和３年度）から６０％（令和４年度）に拡大することにより，全授業科目の８割以上は面接授業により行われることになります。
ただし，各教室では隣りあって着席しないようにし，また，マスク着用・手指消毒を継続することで，引き続き必要なソーシャルディスタンスを確保した安心できる受講環境の整備を行ってまいります。

教室数の関係から一部にオンライン授業も残りますが，本年度以上に多くの学生の皆様がコロナ前のキャンパスライフに復帰できるよう，教職員一同最大限努力してまいります。一方で基礎疾患等やむを得ない理由を持つ方には，事前の申請に基づき必要な配慮を行います。
なお，今後の感染状況等の変化によっては，柔軟な対応を行うことにつきましてもご了解ください。
詳細については，来年度授業開始までに改めてご案内させていただきますので，来年度入学される皆様におかれましても，以上を参考に新年度に向けた準備を進めていただけますよう，お願いいたします。

以　　上