日本大学商学部

お知らせ

水野研究室の学生が,静岡市でマーケティング支援講座の講師を務めました

2022年3月3日

令和4年2月24日に、水野研究室の池上日菜子さんと村上優衣さん(商業学科4年)が、静岡市産業交流センター(通称B-nest)主催で開催されたマーケティング支援講座において、講師を務めました。

異例の大学生講師
このセミナーは中小事業者、小規模事業者のためのDX(デジタル化)推進セミナーの7回目として実施されましたが、ここで講師を務めるのは通常、大学教員やコンサルタント。大学生が講師となるのは異例です。
当初は静岡に赴いての講演予定でしたが、オミクロン株の流行にともないリモートに変更となりました。
講演のテーマは「Z世代の新市場開発 なぜPR予算0円で無名商品を完売できたのか?」。昨年10月に総合優勝を果たした大学ゼミ対抗のインターカレッジ「Sカレ」の活動内容をもとに、大学生だからこそできた商品開発やマーケティングの方法について、43名の企業経営者や一般の方を前に、約70分間語りました。

講演会のフライヤー
講演会当日の案内

社会人も驚いた、その行動力と実績
最初は「大学生のアイディアグッズ紹介」と思っていた聴衆も、「むしキャッチリー」を紹介した動画を、TikTokで700万回もバズらせたこと、地道な広報・宣伝活動で、ついにはラジオやテレビで多数取りあげられたこと、そしてその結果、大手通販サイトAmazonで約2,000個の販売を達成したことなど、大学生とは思えないその活動ぶりに驚嘆。とくに何度失敗しても、そのたびに失敗の理由を分析して次の方策に前向きに取り組んでいったエピソードには、多くの人たちが感銘を受けたようで、講演中のチャットやセミナー後のアンケートには「元気をもらった」「もはや大学生ではなく、同じビジネスの同志」「私たちもがんばればやれるんだ」という声を多数もらうことができました。

新型コロナの影響に加えて、いろいろな問題がありましたが、少なくとも日本大学商学部の教育と研究、そして何よりも学生たちの頑張りには何の変化もないことを示すことができました。

池上日菜子さんのコメント
「学生のうちに、大変貴重な機会をいただき感謝しています。経営者の皆さんを前にプレゼンをするのは緊張しましたが、自分たちの2年間の活動を客観視することができて良い経験でした」
資料を基に説明する池上さん
村上優衣さんのコメント
「大学の授業では経験のできない貴重な機会でした! 自分達の活動を大人の方々に伝えることができてとても嬉しかったです。ゼミでのプレゼン技術やまとめる技術を活かすこともできたのでよかったです」
プレスリリースについて説明する村上さん

以  上 

(庶務課)