商学部髙久保ゼミが中国大連大学との共同チームで最優秀賞を受賞!
2024年12月16日
―第13回宮本賞、ほか2つの商学部チームも特別賞―
日中関係学会(高原明生会長)主催の第13回宮本賞において,髙久保ゼミナールの3つの共同研究チームが執筆・応募した論文がすべて入賞しました。とくに,チームRapportの論文は,中国・大連大学外国語学院の阿彦一志教室の受講生5名と議論を重ねて共同で執筆されたもので,日本と中国から応募された計53編のなかの最優秀賞に選ばれました。これら3編の受賞論文は,受賞作品集『若者が考える「日中の未来」vol.11』(日中関係学会編,日本僑報社,2025年)に掲載され,最優秀賞論文の題目をそのまま書名とすることが検討されています。受賞者への表彰式は,令和7年3月,日本教育会館(東京都千代田区)で執り行われ,これに続く「若者シンポジウム」において受賞者たちがパネリストとして登壇する予定です。
宮本賞は,日中の若者が日本と中国ないし東アジアの関係に強い関心を持ち,よりよい関係の構築のために大きな力を発揮していけるよう,人材発掘・育成を目的として2012年からスタートした学生懸賞論文です。募集内容は,日中の政治・経済・文化など幅広い分野を対象とし,これからの日中関係について明確なメッセージを持ったオリジナリティのある研究論文のほか,実践報告や体験談をまとめたレポート形式の作品も対象とされます。これまで13回のうち,日本大学大学院商学研究科と日本大学商学部の宮本賞受賞論文は17編(そのうち最優秀賞が4編),受賞者数はのべ107名となりました。
【最優秀賞】チームRapport(ラポール)=日本大学・大連大学合同チーム
「若者交流が促進する日中関係の新たな展望
-日本ライブコマース市場の課題と中国成功事例の適用-」
<日大メンバー>川口颯太さん(=研究代表:商業3年),石葉詩乃さん(商業3年),後藤健太さん(経営3年),林冰馨さん(経営3年),神田惇英さん(会計3年),岡田七海さん(経営2 年),元位駿夢さん(商業2年)
※そのほか,大連大5名を含む12名が構成メンバー
【特別賞】チームLuna(ルーナ)
「ESG を芽としたグローバル・エコシステムの可能性
-スマート製造プラットフォーム形成の日中比較-」
椙本有咲さん(=研究代表:商業3年),田邊寛多さん(商業4年),上田純希さん(商業3年),木村蒼生さん(経営3年),倉上健太さん(商業2年),謝佳汐さん(商業2年),塚原麗奈さん(経営2年),冨板大揮さん(経営2年)
【特別賞】チームTEMB(テム)
「デジタル儒商型インキュベーション施設に学ぶ
スタートアップエコシステム形成への示唆
-重慶漫調e空間の創業支援を参考に-」
松尾茶紀さん(=研究代表:商業3年),吉田海斗さん(商業4年),濱田圭吾さん(経営3年),宮内心優稀さん(経営3年),押雄大さん(経営2年),渠致遠さん(商業2年),田中俊行さん(経営2年),平岡紅葉さん(経営2年)
以 上
(商学部)