新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う政府の緊急事態宣言の解除に伴い，日本国内においては，「新しい生活様式」のもとで，「新たな日常」に向けての歩みを進み始めようとしていますが，新型コロナウイルス感染症の感染第二波への懸念等，その収束についてはまったく予測ができない状況にあります。
    本学部では，これまで学生及び教職員の健康，安全と学生の学修を第一として，遠隔授業の実施など様々な対応に取り組んできました。今後も，新型コロナウイルス感染症の感染状況を見据えながら，令和２年６月1日（月）以降についての対応及び支援等については，以下のとおりです。

１　キャンパスへの入構について

引き続き，キャンパスへの入構を禁止とします。
現在，感染拡大の動向を踏まえ，東京都の感染拡大防止ガイドライン等に則った感染防止対策を着実に実行し，６月中旬頃には，図書館の開館などの学修環境を提供できるよう準備を進めています。
図書館の開館など決定次第，商学部ホームページ及び学生ポータルにてお知らせします。

２　キャンパスへの入構制限に伴う支援

①学外から利用できる図書館サービスの整備

図書館が利用できないため，郵送での貸出・返却の対応，学外から利用できる電子資料の拡充を行っています。
商学部図書館所蔵の図書・資料についての郵送貸出は，レファレンス係にメールで申込をしてください。また，複写の希望，学外からは利用できない電子資料を用いた情報検索や他館との相互利用は，レファレンス係に御相談ください。
「商学部図書館の自宅からの利用法−入構禁止期間中・遠隔授業実施期間中の利用方法について−」を，学生ポータルに掲載していますので，参照してください。なお，学外から閲覧可能な電子ジャーナル，電子ブック等の追加や利用期間の延長があった場合も，学生ポータルでのお知らせを更新しています。
なお，図書館の開館が決定した場合は，別途商学部ホームページと学生ポータルで，開館時間や利用条件をお知らせいたします。

②在学生の各種証明書の申請手続の簡略化及び発行手数料・郵送料の免除

＜各種証明書の申請手続の簡略化について＞
(1)証明書申込の方法
メールのみとします。
(2)証明書申込の流れ
・以下の申込書様式ファイルをダウンロードし，必要事項を記入の上，所定のメールアドレス（bus.kyomu@nihon-u.ac.jp）に，件名を「証明書の発行について」として送信してください。申込の際，本人確認のため，学生証の写しをファイル添付してください。
http://www.bus.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/05/cert.xlsx（Excel版）
http://www.bus.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/05/cert.pdf（PDF版）
・手続きが完了次第，教務課から郵送しますが，お手元に届くまで1週間程度お時間をみてください。1週間経ってもメール返信又は証明書がお手元に届かない場合は，教務課（bus.kyomu@nihon-u.ac.jp）までお問い合わせください。
※　郵送先は，申込書に記載された住所にお送りします。
※　申込は，窓口が一元化されていますので，所定のアドレスに送信ください。
※　その他の証明書に関しては，問い合わせ先のアドレス（bus.kyomu@nihon-u.ac.jp）から御相談ください。お問い合わせの際は，メールの件名を「証明書の発行について」としてください。
※　健康診断証明書が必要な場合があると思いますが，健康診断証明書は９月実施の健康診断実施後，１０月以降に発行されます。就職活動で健康診断証明書が必要な場合は，学生ポータルにおいて就職指導課から「令和２年度健康診断証明書の発行について」というタイトルにて４月２日付けで配信していますので，適宜御確認ください。
＜発行手数料・郵送料の免除について＞
(1)発行手数料・郵送料の免除期間
令和２年４月２７日～入構禁止解除まで
※　これから申込書を申請する場合は，申請の上限の範囲内であれば，定額小為替を商学部へ送付する必要はありません。
(2)免除対象者
・令和２年５月２９日現在，本学部（大学院を含む）に在籍する学生
※　卒業生・退学者は，従来どおりの発行手数料・郵送料となります。
(3)手数料・郵送料の返却
免除期間内に，定額小為替を商学部へ送付された方につきましては，郵送にて返却いたします。
既に，定額小為替を商学部へ送付された方につきましては，商学部から，申込書に記載された住所へ後日郵送にて返却いたしますので，申し出等の連絡は必要ありません。
(4)申請の上限
1人に付き，30枚を限度とします。
※　30枚を超える場合には，事前に（bus.kyomu@nihon-u.ac.jp）まで御連絡ください。

③就職活動等の対応

商学部では，就職活動の不安を解消するために，就職ガイダンスをＷｅｂで配信するほか，適宜，就職情報を学生ポータル又はＷｅｂ配信で情報提供します。また商学部で実施している資格取得講座はＷｅｂ講座で開講します。

④休学願出の猶予

令和２年度前学期の休学の願出については，原則，６月３０日までとし，柔軟に対応します。
休学を希望する方は，教務課までお問い合わせください。

⑤外国人留学生への対応

日本に在留している外国人留学生については，遠隔授業や学生生活等の相談に対応し，また，入国できず，母国に留まらざるを得ない状況にある外国人留学生については，入国後，補講の実施等による学修時間確保に配慮し，さらに，学修環境補助費（３万円）を給付します。

３　令和２年度前学期授業実施について

①遠隔授業を継続して実施します。
②前学期成績評価方法等については，各授業科目における当初予定の授業実施方法や成績評価方法等が変更となっていますので，シラバスの「成績評価方法」を御確認ください。
また，遠隔授業に変更となっているため，授業担当教員がオンライン上での出席管理や確認的な課題の提出などにより，当該授業の実施状況を把握し，授業科目の到達目標を十分に達成できるよう，授業の設計と教員の教育責任を果たし，現行の成績評価基準を維持します。

４　遠隔授業実施に伴う支援

①パソコンやタブレット端末を用意できない学生へのパソコンの無償貸与

(1)貸出の対象者
令和２年５月２９日現在，本学部（大学院を含む）に在籍する学生です。
※　休学者は除く
※　科目等履修生・研究生・特別聴講学生等は除く
※　自宅等にパソコン及びタブレット端末のない学生
※　遠隔授業を受けるにあたって支障をきたしている学生
(2)貸出期間
令和３年２月２８日まで
(3)貸出の申請
貸出を希望する学生は，以下の該当するURLから申請の登録を行ってください。なお，現在の保有状況によって申請フォームが異なります。
＜自宅等にパソコン・タブレット・スマートフォンなど全く無い場合＞
https://forms.gle/AvEuAj9M3jZGs4g18
＜スマートフォンのみ保有している場合＞
https://forms.gle/ucGLjeXxGNhRpqmW8
※　本人と断定できない場合は，申請書を受理しない場合がありますので，御注意ください。
※　パソコンは，順次お送りしますが，時間を要する場合がありますので，御容赦ください。
※　＜スマートフォンのみ保有している場合＞に該当するパソコンを貸与できるのは，早くて６月中旬になります。
※　Zoom，Google Classroom及びNUeのマニュアル等は，商学部ホームページ「在学生の方へ」から「遠隔授業サポート関係」において掲載しています。
https://www.bus.nihon-u.ac.jp/student/onlinelesson/
(4)返却について
返却する際は，緊急事態宣言が解除され，通学できるようになれば教務課窓口へ返却してください。

②学修環境を整えるための学修環境補助費を一律３万円給付

(1)給付の対象
令和２年５月２９日現在，本学部（大学院を含む）に在籍する学生
※　休学者は除く
※　科目等履修生・研究生・特別聴講学生等は除く
(2)給付方法・振込先
５月２９日に学費支払者宛てに，給付手続きに関するお知らせをハガキにて発送いたしました。
振込先の口座は，学費支払者の指定された口座（日本国内に限る）といたします。
(3)手続期間
令和２年５月２９日～令和２年６月１０日
(4)給付時期
６月上旬より順次行います。
(5)給付までの流れ
学費支払者宛てにお送りしたハガキに記載されているURL又はQRコードより手続き画面にログインしていただき，振込先の口座情報を登録した後，所定の口座へお振り込みいたします。
(6)外国人留学生
・日本に在留している留学生は，学費支払者宛てに手続きに関するハガキを郵送いたします。
・日本に入国できていない留学生は，日本に入国後に会計課へ御連絡願います。

③遠隔授業の問い合わせ対応

遠隔授業に関する専用の問い合わせメール等を開設しました。
問い合わせは，以下の各ヘルプデスクに直接メールしてください。
メールは，ＮＵメールアドレスから送信し，メールの件名を記してください。
質問事項を分かりやすい日本語で書き， 学生番号・氏名・メールアドレスを記載してください。
(1)商学部遠隔授業classroomヘルプデスク
bus.classroom-help-desk@nihon-u.ac.jp
(2)商学部遠隔授業zoomヘルプデスク
bus.zoom-help-desk@nihon-u.ac.jp
【問い合わせの注意事項】
※　問い合わせは，順次回答していきますが，時間を要する場合がありますので，御容赦ください。
※　商学部ホームページの「遠隔授業サポート関係」にて自ら確認できる内容のお問い合わせには回答しない場合があります。この「遠隔授業サポート関係」には，各種マニュアル等の御案内を掲載しており，随時更新していますので適宜参照してください。
http://www.bus.nihon-u.ac.jp/student/onlinelesson/

④基礎疾患のある学生への対応

新型コロナウイルス感染症に罹患した場合に重症化しやすい基礎疾患（気管支喘息，心不全，糖尿病等）のある学生の方には，事態が好転し，通学を伴う対面授業に戻った場合も，希望により引き続き遠隔授業が受講できるよう配慮します。

⑤障がいのある学生への対応

障がいや病気を抱えている学生の方には，遠隔授業に必要な補助を個々に確認し，受講が困難な場合は，協議の上，合理的配慮に基づく学修支援を行います。障がい等のある学生への支援及びガイドラインは，以下のURLをクリックしてください。
https://www.bus.nihon-u.ac.jp/student/nurse_office/

５　課外活動について

サークル活動（新入会員勧誘を含む）・会合（飲食を伴うものを含む）等の課外活動及びゼミナール等で行う対面形式での課外活動については，引き続き禁止とします。また，合宿等については，夏季休暇期間を含め，禁止とします。

６　修学支援

①修学支援の奨学金

(1)学びの継続のための学生支援緊急給付金(国の支援制度)
支給額
住民税非課税世帯の学生　20万円
上記以外の学生　　　　　10万円
(2)日本大学創立130周年記念奨学金第3種（日本大学の支援制度）
支給額　10万円
上記制度の募集要項等の詳細は，以下のＵＲＬの商学部ホームぺージにて確認してください。
新型コロナウイルス感染症拡大による困窮学生への支援について
https://www.bus.nihon-u.ac.jp/gakusei_202005291700

②学費の納入時期の猶予等

前学期学費の納入期限を７月３１日まで延長します。
現在お手元にある振込用紙をご使用される場合は，期限の延長が認められている旨，銀行窓口にてお伝えください。
ＡＴＭまたはインターネットバンキングにてご納入される場合は，振込用紙裏面の中ページの注意事項を御一読のうえ，お手続きをお願いいたします。
後学期の納入期限につきましては，後学期学費振込依頼書（９月上旬発送予定）にて別途お知らせする予定です。

７　健康管理の支援

①健康管理システム用いた健康観察を支援

本学部が提供する「日本大学健康観察システム」を使用して，各自で毎日の体調を記録し，健康管理を行ってください。
今後，キャンパスへの入構ができるようになった場合は，「日本大学健康観察システム」を利用した入構時の確認を行うこともありますので，毎日の体調の記録をしてください。
「日本大学健康観察システム」は，以下のＵＲＬからログインしてください。
https://condition.nihon-u.ac.jp/Student
また，システムの利用方法は，こちらをクリックしてください。
https://www.bus.nihon-u.ac.jp/wp-content/uploads/2020/05/gakusei_202005291100.pdf

②学生の孤立を防ぐための対応

学生支援室では，電話による相談に加え，テレビ会議システムＺｏｏｍを使用した個別相談が可能な体制を整えています。専門のカウンセラーが応対し，皆さんの心のケアに寄り添い，学生生活のケアを行っていきます。カウンセラーへの面談を希望する方は，こちらに電話にて御連絡ください。
商学部学生支援室    https://www.bus.nihon-u.ac.jp/student/nurse_office/
受付時間　火・水・木　午前10時～午後4時
電話　03-3749-6761（商学部学生支援室）
※ 上記電話は，カウンセリング専用のため他部署への問い合わせの取り次ぎはできません。
また，商学部学生支援室閉室日（月・金）に相談したい場合は，以下の大学本部学生支援センターに御連絡ください。
大学本部学生支援センター
http://www.nihon-u.ac.jp/campuslife/counseling/counseling_center/
受付時間　月～金　午前10時～午後5時，　土　午前10時～正午
電話03-5275-8238（本部学生支援センター）

このような状況において，学生のみなさんの健康，安全及び学修を第一とした本学部の支援及び対応を御理解ください。また，今後も必要に応じて，さまざまな支援を検討，実施して参ります。

※　総務省を始め，携帯電話会社等から通信環境及びそのサポートについてホームページ等でお知らせがありました。各自契約内容を御確認の上，御活用ください。