日本大学商学部

商学部の学び

商学部の学び

実践的なビジネスを意識した総合知教育

商学部での学びは、商学・経営学・会計学・経済学といった専門領域の知識習得をベースに、教養科目、多様な言語の学びを合わせることで、知識の総合化を図り、「あらゆるビジネス実践に適応できる知恵(総合知)」を養うものです。

商学部は、経済学部と何が違うのかとよく質問されます。実学を学ぶ場所であることには間違いありませんが、それだけでは、ピンときません。経済学部では、世の中の経済現象を国や産業といった大きな括りで捉え、考えていくのに対し、商学部では、商品やサービスなどをどのように消費者に提供するのかを、個々の具体的な企業活動に焦点を当てて考えていくところだとイメージして頂くとよいでしょう。そのため、ビジネス活動に関心のある学生にとっては、より身近で実践的なビジネス理論を学べる格好の場所と言えます。

商学部では、商学・経営学・会計学・経済学といった4つの専門領域の科目が、学びのテーマが異なる3つの学科にバランス良く配置されていますが、2年次から7つのコースが選択でき、より個別の学習トピックに対応した専門性の高い学びが可能になっています。とはいえ、現代のビジネス環境は日々変化を余儀なくされますので、専門的な知識の習得と同時に、習得した知識を「総合化できる知恵」の鍛錬が欠かせません。そこで、多様な専門領域からなるゼミナール教育の中で、そうした知恵の鍛錬ができるようになっています。

3年間にわたるゼミナール教育

各教員の専門領域に根ざしたゼミナール教育は、個別のトピックを少人数のメンバーで深く思考しながら、社会で不可欠な教養(物事を総合化できる知恵)を身につけるためのプログラムです。

一般に「ゼミ」と呼ばれる「ゼミナール教育」は、一人の指導教員が、通常、10名~15名程度の学生と向き合い、専門書を輪読したり、互いに議論を重ねたりしながら学んでいく教育スタイルです。ゼミを通じて専門分野の知識習得を徹底化し、学んだ知識のアウトプットを行う中で、「物事を総合化できる知恵」を身につけることができます。

商学部では、多くの大学で3年次にスタートさせるゼミナール教育を2年次からスタートさせるほど「ゼミナール教育」に力点をおいています。そのため、2年次からゼミに所属し、卒業するまで3年間にわたって、ゼミできめ細かな指導を受けることができるのです。こうした徹底したゼミナール教育により、本学では対外的なプレゼンテーション大会などで数々の優秀な成績を修めるなど、学生個々人の成長に有益な場を提供しています。

具体的な企業活動や職業実践を学ぶプログラムの充実

社会の第一線で活躍する実務家を招いた「寄付講座」など、時代の要請に応える教育プログラムを提供しています。

社会人としてビジネスの現場で日々過ごしているわけではない学生にとって、修得したビジネス理論が、どのような場で活かされるのかを知るには「ビジネスの現場をリアルに学ぶ場」が必要です。そのため、本学では、社会の第一線で活躍する実務家を招いて講義をして頂く「寄付講座」を開設しています。金融サービス業における戦略実践や、公認会計士、税理士による実務実践など多彩な内容の講座が提供されています。学内にいながら生きた知識に触れられる格好の場となっております。

このように商学部では、実学としてのビジネス理論に触れ、時宜にかなった総合的な分析力を身につけることで、国際社会で活躍できる人材を育成しています。

日本大学商学部のカリキュラム

日本大学商学部では、3学科7コース制を採用しています。 1年次では、豊かな人間性、ものごとを多角的に見ることのできる柔軟な思考・理解力・対応力を養う「総合教育科目」と、ビジネスを学ぶうえで基本となる商学・経営学・会計学・経済学の「専門基礎科目」を学びます。 2年次以降は、「学科科目」と「コース科目」でビジネスの理論と実践力を培い、グローバル社会のビジネスリーダーとして活躍できる人材を養成します。

日本大学商学部のカリキュラム