日本大学商学部

商学部の歩み

商学部の歩み

大日本帝国憲法が公布された1889(明治22)年、時の司法大臣であった山田顕義らにより、日本法律学校が創立されました。これが、日本大学のはじまり。山田顕義は、近代国家の基礎となる民法、商法、民事訴訟法、裁判所構成法の編纂を主導し、近代法の父とも呼ばれた人物です。

法が専門であった、この学びやは、その後、学問領域を広げていき、1904(明治37)年に、商学部の基礎となる商科を設置しました。この年は、それまで呉服屋であった三越が「デパートメントストア宣言」をし、日本初の百貨店が誕生した年。商学部は、近代日本の小売業の幕開けとともに、スタートしたわけです。

長い歴史のなかで、日本大学は、約116万人もの志ある若者を教育し、社会へ羽ばたかせてきました。本学で学ぶことは、100年以上日本経済を学問として牽引してきた場で学ぶことであるとともに、116万人の先輩方と”同窓生”という絆で結ばれることでもあるのです。

(2019年4月)
砧校舎開設当時の正門
現在の南門(旧正門)
図書館北面外観
現在の図書館北面外観
2008年以前の1号館・2号館
現在の1号館・2号館
1889年(明治22年) 日本法律学校設立
1903年(明治36年) 日本大学と改称
1904年(明治37年) 大学部に商科を設置
1920年(大正9年) 大学令による大学設立認可により、商学部商科となる
1923年(大正12年) 商学部商科を商学部商業学科に改称
1924年(大正13年) 商学部に経済学科を新設
1934年(昭和9年) 商学部を商経学部、商業学科を経営学科と改称
1944年(昭和19年) 商経学部を経済学部と改称
1949年(昭和24年) 新学制による日本大学設置
1952年(昭和27年) 経済学部経営学科を商業学科と改称
1957年(昭和32年) 商業学科が商学部商業学科となる
1960年(昭和35年) 大学院商学研究科商学専攻(修士課程)設置
1963年(昭和38年) 商学部砧校舎を開設 大学院商学研究科商学専攻(博士課程)設置
1964年(昭和39年) 経営学科、会計学科を増設
1967年(昭和42年) 大学院商学研究科会計学専攻(修士・博士課程)設置
1971年(昭和46年) 大学院商学研究科経営学専攻(修士課程)設置
1973年(昭和48年) 大学院商学研究科経営学専攻(博士課程)設置
1977年(昭和52年) 商学部商学研究所を設置
1981年(昭和56年) 図書館が落成
1982年(昭和57年) 商学部情報科学研究所を設置
1998年(平成10年) 大学院商学研究科ビジネスコース(博士前期課程・各専攻)設置 商学部創設90周年記念館竣工
2004年(平成16年) 学部創設100周年
2009年(平成21年) 新1・2号館竣工
2011年(平成23年) 新3号館・100周年記念体育館竣工
2014年(平成26年) 新本館竣工
2017年(平成29年) 大蔵グラウンド改修・クラブハウス竣工
2020年(令和2年) 女子学生寮ミネルヴァKINUTA竣工