廣谷 彩佳さん

経営学科 2018年卒
飯野文ゼミナール

東京海上日動火災保険株式会社
茨城支店茨城南支社兼業支援チーム

損害保険会社の社員として、自動車保険や火災保険等の損害保険を販売する代理店への営業支援業務を担当。支社においては、幅広い年代の活気溢れるメンバーと共に、お客様から選ばれる損害保険会社をめざして日々業務を行っている。

私の学生生活は、朝はファストフード店でアルバイト、日中は商学部で授業やゼミに参加し、その後は夜遅くまで競技部のマネージャーとして動き、また他大学との試合の運営や広報などを行う学連の業務に携わったり、今思えば人生で一番忙しかったのではないかと思っています。もともと商学部への入学を決めたきっかけが、競技部の練習を見学して感銘を受け、ここで日本一を目指したいと思ったためでした。チームをマネージャーとして支えたいという想いが強くなったんです。みんなの努力の甲斐があって、在学中に大学日本一になれたことに今でも誇りを感じています。部活以外にもアルバイトをしてみたい、せっかく大学でゼミに所属しているのだから卒論も書き上げたいと、卒業するまでにやりたいことをすべて達成し、とても充実した学生生活でしたね。また所属していたゼミは国際貿易法をディベート方式で学ぶというものでしたが、その中で下調べのやり方や重要性、説得力が増す根拠の示し方などを学ぶことができました。それは今の営業支援の仕事でも、例えば、代理店さんやその先におられるお客様へ提案を行う際にとても活きていると感じます。

就活をはじめるにあたり、私はもともと営業職を志望していたのですが、そのなかでも商品に形がないものを売りたいと考えるようになりました。形のある商品であれば、まずその商品の品質やスペック、デザインなどが重要視されます。しかし保険や金融商品など形のないものを売るためには、営業のスキルや人柄など、人間力が特に重要となります。現在の仕事でも、有り難いことに「廣谷さんだから東京海上日動を選んだ」と言っていただけることがあるように、自分自身の力で勝負する営業がしたいと思い、金融業界を志望しました。

保険会社の仕事と聞くと、おそらく直接お客様に保険を販売するというイメージを持たれるかもしれませんが、現在私が行っているのは、保険の代理店さんや車のディーラーさんなど、当社の保険を販売していただいている方々をサポートする業務になります。当社の保険に変更点があればそれをご説明したり、保険をより多く販売するためにどのようにすれば良いかなど、さまざまな角度から営業支援を行います。そのため、当社の商品についての知識はもちろんですが、支援先の業界に関する幅広い知識がなければ、代理店さんと深い話をすることができませんし、良い提案や支援を行うこともできません。そこが難しい点なのですが、この仕事は実は団体戦の側面が強くて、同じ部署の社員と情報を共有したり、効果的な施策を一緒に考えて提案したりといったことも頻繁に行っています。一人ひとりが自分の目標に向かってがんばるというよりは、組織で連動して成果を上げることが重要と考えられています。

私は東京のエリア総合職として採用され、当初は都内で勤務していましたが、人員の少ないエリアへ志願して異動できる会社の制度を活用して、東京から函館へ、そして現在のつくばへと、三つの地域での営業を経験しました。転居を伴う異動は学びと成長に繋がると実感しています。もちろん望まない転居などはなく、それぞれが望む場所での勤務が可能です。また会社全体で退職する人が少なく、産休や育休を取得した人の多くが職場復帰を果たしているなど、非常に働きやすい職場だと思います。

以前、私が担当していた代理店さんのお客様の会社が加害者となる大きな自動車事故を起こしてしまったことがありました。怪我をしてしまった人もいて、その会社は窮地に陥ってしまったのですが、代理店さんと当社の事故対応の担当者、営業担当者でがっちりと連携して対応し、事故対応をスムーズかつ円満に収束することができました。この対応が良かったのか、お客様の会社の信頼回復にもつながり、当社の保険に入っていて良かったと感謝の言葉をいただきました。達成感とはまた違う感情なのですが、やりきったというか、収束できて心の底からほっとしたのを覚えています。

以前、私が担当していた代理店さんのお客様の会社が加害者となる大きな自動車事故を起こしてしまったことがありました。怪我をしてしまった人もいて、その会社は窮地に陥ってしまったのですが、代理店さんと当社の事故対応の担当者、営業担当者でがっちりと連携して対応し、事故対応をスムーズかつ円満に収束することができました。この対応が良かったのか、お客様の会社の信頼回復にもつながり、当社の保険に入っていて良かったと感謝の言葉をいただきました。達成感とはまた違う感情なのですが、やりきったというか、収束できて心の底からほっとしたのを覚えています。

私は東京のエリア総合職として採用され、当初は都内で勤務していましたが、人員の少ないエリアへ志願して異動できる会社の制度を活用して、東京から函館へ、そして現在のつくばへと、三つの地域での営業を経験しました。転居を伴う異動は学びと成長に繋がると実感しています。もちろん望まない転居などはなく、それぞれが望む場所での勤務が可能です。また会社全体で退職する人が少なく、産休や育休を取得した人の多くが職場復帰を果たしているなど、非常に働きやすい職場だと思います。

私は新卒でこの会社に入社しましたが、東京、函館、つくばとさまざまな部署を経験していることが自分の強みになっていると考えます。エリアを深く知るところからスタートしたからこその視点や意見を持っていると思うので、同じエリアで長く勤務している方の考えとミックスされることによりシナジー効果があるのではないかと考えています。また保険を売ってくださる代理店さんたちは、当社に大きな信頼を寄せてくださっているので、今後もより良い支援を行って、当社のファンになってくださる方を増やしていきたいなと思っています。

学生のみなさんに私からアドバイスできることがあるとすれば、仕事を始めたら自由な時間をなかなか取れなくなるので、やりたいことは学生のうちにやっておくということ。周りからどう見られるかは気にせずに、興味があることを極めてほしいと思います。また学生のうちにさまざまな業界を見ておくことも大切です。私は就職活動で多くの業界や会社を知ることができたので、現在多様な業種のお客様を担当していても、その業務内容や業界知識をある程度理解でき、仕事に繋げることができるようになったと感じています。

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