日本経済や国際経済に関わる問題を経済学、特にマクロ経済学の理論を応用しながら考えていきます。そのために、数式を使って経済現象をモデル化する理論分析と、現実のデータを用いて経済モデルの妥当性を検証する実証分析の手法について、教科書の輪読やパソコンを用いた演習を通じて学んでいます。また、現実の経済事象や経済問題に対する関心を高める目的から、毎週ゼミ生1人ずつに各自が興味をもった新聞記事のプレゼンテーションを行ってもらい、そのテーマについてゼミ内で簡単な議論を行っています。コロナ禍の2021年度に新たに開講されたゼミということで、授業以外の活動についてはこれまで特に行っていませんが、今後はゼミ合宿などの学外活動もゼミ生のみなさんのアイデアを活かして実施したいと考えています。
このゼミナールの研究テーマは、アプリケーションの設計と開発です。学生は独自のアプリケーションを提案するために、プロトタイプ(模型)を作成して、ビジネスモデルを構築します。そのために、プログラム設計、プレゼンテーション技法、アジャイル開発、プロトタイピングを事前に学びます。また授業以外の活動では、ゼミ生が提案した「お出かけゼミ」などのイベントを年に数回実施しています。