社会心理学は、人間が社会的状況の中でどう考え、感じ、行動し、お互いに影響し合うのかを科学的に明らかにする学問です。本ゼミナールでは、ビジネスの場面や現代社会における問題について、社会心理学の視点から研究を行っています。2年生では社会心理学の重要な研究方法である実験を学ぶために研究の追実験を行い、研究全体のプロセスを理解。3年生では、学生自らの興味関心に基づき社会心理学の実験を計画し遂行。4年生では学修の集大成として卒業論文の作成を行います。これらを通して、心理学の研究に必要な技術と論理的・批判的な思考力を育成し、現代社会におけるさまざまな問題のメカニズムを人間の心の観点から探求します。
企業の財務情報のディスクロージャー及びそれを規制する制度について学びます。ディスクロージャーとは企業による情報開示のこと。会計は企業活動を見える化するもので、企業の経営成績や財政状態を、財務諸表を分析することによって読み解くことができます。また会計の知識やセンスを身につけることは、ビジネスパーソンには必須のスキルであると考えます。村田ゼミでは上場企業の財務諸表などを具体例として参照しながら、会計基準のどこに問題があるのか、どうあるべきかを議論します。今はコロナ禍で自粛していますがゼミ合宿や企業見学といった校外での活動も積極的に行っています。