ライブやフェス、アウトドア、スポーツ観戦、鉄道に乗ることなど、近年、特に若い世代の間では「コト消費」や「トキ消費」と言われる体験型の消費が注目されています。モノづくりでもなく、受動的にサービスを受けることでもないこの「体験消費」を、コンサートや舞台芸術といったアート鑑賞を起点として、消費者行動研究のアプローチで解明していくのが堀田ゼミナールです。その学びのなかで、体験消費における消費者心理の理解、質的なことを定量的に分析する手法、体験消費の構築やマーケティングを研究しています。グループごとにさまざまなテーマについて研究や文献の調査を行うなど、仲間と学べる機会が多く用意されています。
現代社会における企業のあり方を財務的な視点からのみでなく、倫理的な観点からも考えるゼミナールです。企業がお金儲けについて考えるのは当然ですが、そればかりでなく人にやさしい、環境にやさしいという視点も必要なのではないかということを研究します。企業倫理や企業の社会的責任に関する文献を輪読したり、最近ではSDGsに関連する企業行動にも注目し動向を探ります。授業は、各回ごとに担当者が文献の概要・論点をレジュメにまとめて報告し、他のゼミ生が疑問点や自己の考えを述べあって、より深い理解を促していきます。2年生と3年生が合同で授業を行うことで、後輩は先輩からより多くを学ぶことができます。