学部ゼミファイル Seminar FILE 2021

95の多彩な研究テーマから自分の興味・関心があるもの、将来目指したい業界などを考慮して選択できる商学部のゼミナール。ここで得られる学びや経験は未来へとつながっていくはずです。商学部ゼミファイル第2弾は会計学科と総合教育、2つのゼミナールを紹介します。

95の多彩な研究テーマから自分の興味・関心があるもの、将来目指したい業界などを考慮して選択できる商学部のゼミナール。ここで得られる学びや経験は未来へとつながっていくはずです。商学部ゼミファイル第2弾は会計学科と総合教育、2つのゼミナールを紹介します。

経営のための会計である管理会計を研究テーマに、2年次には1冊のテキストについて学生による発表と、それに対する質疑応答という形で授業を行います。3年次には、思考力を養う目的で、毎回同一テーマについて全員がゼミ論を事前に書き、その内容について討論を行います。4年次には、これまでに学んできたことの集大成として、自らの関心に基づき卒業論文を書き上げます。また新江ゼミには公認会計士や税理士をめざす学生が多く集い、資格取得に向けて切磋琢磨しています。既に資格を取得し、現役で活躍するOB・OGとの交流も盛んです。

勉強する際には、何よりも自主的に取り組むことが大切です。ゼミという場に参加するのは自らの責任であり、誰に言われることなく強い意志を持って自主的に取り組まなければなりません。各ゼミ生にとってゼミを充実したものにできるか、ゼミでの学びを真のものとできるかは、それぞれの取り組みにかかっています。

大学は、積極的に取り組んだことが仮に失敗しても、それが許される場です。「間違ったことを言ったら、恥ずかしい…」といった気持ちは封印して、ゼミでは積極的に発言したり工夫したりしてみることが大切です。仮にそれが誤りであったり不適切であったりしたとしても、そのことを学ぶことができます。

論説文(論文)をなぜ書くのかと言えば、それは筆者の主張が他者と異なるから。卒業論文は論説文であるべきなので、他者と異なる主張を行うことが必要です。結果だけでなく原因も考える、具体的事象だけでなくその背景や本質も検討する、細部だけでなく全体像にも目を向けるなど、さまざまな側面からアプローチすることが大切です。

公認会計士や税理士など、資格取得をめざす学生が多く集まるゼミなので普段からそれぞれが勉強に励んでいます。その中で得た知識で発表することや、疑問点の議論をしながら知識を深めることができます。また、同じ目標を持った仲間と出会えることも新江ゼミのおすすめポイントです。先生は、オンライン授業の進め方などについて学生の意見を積極的に取り入れるなど、ゼミ生のことをさりげなく気に留めてくださいます。

アートマーケットの拡大につれて人々の関心が拡大しつつある芸術やエンタメをリサーチの対象とするだけではなく、その商業的可能性についての研究を行います。さまざまな芸術分野について、理論や美学や歴史を学び、その社会文化的また政治的な背景をも探求します。そしてこうした基礎知識を元に、各自の関心ある芸術分野について探求を深めると同時に、いかにして個人あるいは共同で制作したアート作品や企業の製作したエンタメコンテンツが、世間に認知され市場に提供されるのかなどの、アートマネジメントについて学び、デジタル時代における新たなビジネスの方法について模索します。

ミュージカルや演劇、歌舞伎など、古くから伝わるアートから、VRやオンラインライブなど最新のエンターテイメントまで。ゼミで取り扱うテーマは毎週変わるため、アート全般について幅広い知識を得ることができます。また授業以外の活動として美術館や博物館、アートフェスなどのイベントにも参加する機会があります。

ゼミ生それぞれが好きなこと、興味のあることについて授業内でプレゼンテーションし、その内容についてディスカッションします。知識を多く持っている学生はその奥深さを披露し、また楽器演奏などアーティスト志向の学生はその腕前を披露。自らの興味をアウトプットすることで興味をさらに深堀りすることができます。

先輩後輩、男女の垣根を超えて、多様な人材同士の交流が盛んに行われていることも山崎ゼミの特徴です。それぞれがアート関連について造詣が深く、雑談も交えながら自由にディスカッションすることで、異なる価値観に触れるばかりでなく、知識や興味の幅を広げ、新しい刺激を受けることができます。

音楽や映画、アニメやファッションなど、自分が好きなものを発信したり、ゼミのメンバーたちの好きなものについて触れる機会が多く設けられています。ジャンルに縛られずさまざまな芸術を学べ、みんなの考えや意見を聞けるのはとても有意義です。ゼミ以外の時間に本や資料を読む必要があるのは少し大変ですが、 ゼミの時間がより深いものになり、自分の成長にも繋がるので頑張っています。 山崎先生は、ゼミ生の意見や気持ちを受け止めてくれるチャーミングで優しい先生です。

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