放送研究会は、テレビ番組やラジオ番組、映画やドラマなどが好きなメンバーが集って、全員で協力し合いながら、日々映像作品や音声作品を制作しているサークルです。現在は主に毎週木曜日にオンラインで定期ミーティングを行いながら、作りたい作品について話し合っています。テレビのバラエティ番組のようなプログラムやドッキリ企画、ラジオ番組のほか、今後は脚本やキャストを揃えて映画のような作品を作っていきたいとも考えています。完成した作品は多くの方に観ていただけるよう動画サイトやSNSで公開しています。

苦労して制作した作品は、インターネットで公開するほか「番組発表会」という複数大学の放送研究会が集まって開催されるイベントでも発表します。その場で自分たちの作品について評価がもらえるばかりでなく、他大学の作品から大きな刺激を受けたり、作品制作という共通の目標を持つ人達が集まる場でたくさんの友達を作ることもできます。作品を作り上げることはもちろん楽しいのですが、その制作過程でサークルのメンバーとの絆が深まったり、他大学の学生と友達になれたりと、人間関係を広げていけるところも放送研究会の醍醐味かもしれません。

このコロナ禍において対面での活動が禁止されていたので、ここ数年はほとんど何もできませんでした。あまりに何もできないので、サークルがこのまま解散してしまうのではないかと危惧したほどです。ですがある時、ラジオ番組なら対面でなくオンラインで収録ができるのではないかと気付いたんです。メンバーのみんなもそれならできる、やろうと言ってくれ、オンラインでのラジオ番組収録に向けて動き出すことができました。サークル解散の危機はもちろん回避できましたし、メンバー同士の結束もより固くなったのではないかと思います。

作品を作り上げるうえでは、苦労することも多いです。予算が潤沢にあるわけではないので限られた機材を大切に使わなければならないですし、映像や音声の編集が行えるメンバーも限られているので、どうしてもその人の負担が大きくなってしまいます。それでもこの放送研究会が存続し続けている理由は、作品づくりが好きなメンバーが集まっているからだと思います。映像や音声作品が好きな人、編集に興味がある人、演技をやってみたい人、企画を考えて行動してみたい人、初心者も大歓迎ですので、少しでも興味がある商学部生はぜひ放送研究会へご連絡いただければと思います。

バドミントン部は、毎週火曜日と木曜日に体育館のアリーナで活動を行っています。さらに金曜日にはメンバー各々が自主練習に取り組んでいます。バドミントン部の活動風景を見ていただければわかると思いますが、楽しいだけの雰囲気ばかりなく、一旦プレーが始まれば真剣そのもので、全員が全力でプレーすることが特長だと思います。ただ楽しいだけではなく結果を残すために各々が技術を磨くという点では部活とサークルの中間のような位置付けと言えるかもしれません。バドミントンを本気で楽しみたいと思っているメンバーが揃っていますね。

バドミントン部の活動には、友人関係の構築や技術向上のほかに、大会での勝利という明確な目標があります。参加する大会は主にふたつあり、ひとつは日本大学の他学部のバドミントン部と競う日本大学体育大会。もうひとつは世田谷区の大学生や社会人が参加する世田谷区民体育大会という地域大会です。それぞれサークル内で選抜メンバーを組み、入賞をめざして練習しています。どちらの大会にも、先輩たちが入賞している実績があるので、私たちも負けられないですね。仲間たちと練習を重ねて、大会入賞という目標を達成することができれば大きな自信につながると思います。

現在、部の運営を行っている3年生は、コロナ禍によって1・2年の時に思うように活動できなかった世代です。3年生になり、いきなり部の運営に携わらなければならなくなり、とても困惑したことを覚えています。そんななか、就職活動を終えた先輩方が練習に参加してくださり、部の運営から練習メニューに至るまで、さまざまな面でアドバイスをいただきました。今日もこうして活動ができているのも、そんな先輩方のおかげです。コロナ禍が本格的に明けたら、卒業された先輩方もたくさん呼んで、みんなでバドミントンを楽しみたいと思います。

バドミントン部の活動の醍醐味には、学科の異なる友人ができたり、先輩や後輩の垣根を超えて多くのつながりが持てることにもあると思います。ダブルスでゲームをする時は、性別も学年も問わずに皆が積極的に参加していますし、また砧祭などの学校行事にも部として参加しているので、さまざま機会を通じて、一層メンバーの仲が深まっていると感じています。バドミントンは手軽にはじめられ、初心者、経験者問わず多くの人が楽しめるスポーツです。興味のある商学部生の方は、ぜひ一度アリーナに足を運んでみてください。バドミントン部一同お待ちしています。

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