学生それぞれが興味のあるテーマを見つけ、その学びを先生がサポートするスタイルで松原ゼミは進行します。2年生のゼミでは最初に新聞の読み方を学び、各チームで自分たちが選んだテーマについて、論文作成やパワーポイントを使ったプレゼンを行います。また研究発表の場として、毎年11月下旬に開かれる他大学とのインゼミに参加し、プレゼンテーションや他大学の学生との討論を行うことで実力を磨いていきます。3年生のゼミでは論文作成およびプレゼンを少人数のチームで行い、4年生のゼミで各自卒業論文作成をするための準備を行います。
経済分析の基礎(需要・供給分析)を身につける以外は、先生の専門(国際経済学)にこだわらず、学生自らが選んだテーマを他の学生や先生と一緒に、大学で学んだ知識を使って分析します。ゼミで学んだことばかりでなく、所属する学科やコースの各科目で学んだ内容も、ゼミの仲間と協働しながら分析に応用していきます。
新聞や経済・経営の雑誌の記事をゼミで多く取り上げ、記事の内容を理解するだけでなく、ゼミや他の講義で学んだ専門知識を使って分析します。加えてアカデミック・ライティングの基礎、例えば自分の論文・レポートで参照する文献の情報を適切に表記し、本文で適切に引用するためのトレーニングを論文作成の過程で行います。
インターネットの情報を適切に検索、取捨選択することをゼミで学びます。加えて、新聞・雑誌・書籍等の紙媒体の参考文献と同様に、自分の論文・レポートでウェブサイトの情報も適切に表記・引用することを実践し身につけます。また電子メールの書き方など、ネットリテラシーの実践もゼミの活動を通じて行います。
松原ゼミのおすすめポイントは、合同ゼミやゼミ合宿、インゼミなど、他学年のゼミ生や他大学の学生との交流が盛んなことです。同学年だけでなく、多くの仲間と大学生活の基礎を学ぶことができます。松原先生は、論文作成が初めてで不慣れな学生にも、論文の構成から細かく指導してくださいます。先生の豊富な知識と経験を用いて、毎週一人ひとりに総評をくださり、生徒に寄り添ってくれる素敵な先生です。
組織における人間のマネジメントを、現在進行中のさまざまな社会現象を考慮しながら共に議論し探求します。具体的には、リーダーシップの重要性や組織マネジメント(能力開発、評価、報酬等)のあり方、そしてモチベーションに関して学びます。また本ゼミでは、卒業論文作成に向けて、社会科学研究方法論の作法をしっかりと修得していきます。授業の進め方は、文献研究で学んだ知識を実際の社会現象を踏まえ、ディスカッションやディベートを通じて自分なりの気付きを得られるような授業の進め方をしています。また合同ゼミ交流会やインゼミ大会での発表準備としてのサブゼミを学生主体で実施しています。
平松ゼミでは自主性が強く要求されます。自分で考え、自分で行動し、自己責任をとることの重要性を学びます。適格者は3年次での入ゼミも可能ですが、どのようなケースでも、他のゼミ生への配慮を大切にしていきます。これらのことを通じて、将来へのキャリア設計を行いつつ、社会人としての素養を修得していきます。
アクション・リサーチとは、ゼミの問題をゼミ生自身が検討し、文献等から学びつつ議論しながら解決策を見つけ出す学的方法論です。ゼミがさまざまな問題に直面したとき、その解決方法を、文献研究を踏まえながら検討し、ゼミ運営を望ましい方向に導きます。その営みこそが、組織における人のマネジメントを修得することにつながるのです。
経営学は社会科学に属する学的領域です。そのために、社会科学としての作法を学ぶ必要性があります。理論研究、統計解析、事例研究、解釈的方法論などの多様なアプローチを、学生自身の固有の問題意識に照らして、卒業論文を完成させるに足る学的作法を学びます。
少人数で行われ、学生主体の雰囲気が感じられるゼミです。ゼミ生同士の仲も良く、先生に質問しやすい点も魅力だと思います。
ディベートを重ねて自分の考えを幅広く表現し、意見交換を通じて視野が広がるところが楽しいです。また、先生が豊富な話題を提供してくださるので、より広く学ぶことができます。
平松先生はとにかく学生に寄り添ってくれる方で、授業以外でも積極的に声をかけてくださいます。生徒ひとり一人に親身に接し、いつも励ましやアドバイスをくださいます。