新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
新たにはじまる大学生活、みなさん一人ひとりがさまざまな思いを胸に日本大学商学部へ歩み入ることと思いますが、私からのお願いとして、ぜひ「無」の心構えで来ていただきたいと思います。これまでに多くの正しい方法に触れてきたと思いますが、同時に固定的で偏った考えも多くあったと思います。ですから、今まで学んできたそれらの方法や考え方を一度捨てて、まるで真っ白いキャンバスのような「無」の状態で、商学部での新しい学びを受け入れてほしいのです。

どのような科目であっても、担当教員は必ず、学生のみなさんから「なぜ」という問いが発信されることを願っています。すべての科目を通じて、問うことの大切さを学んでもらいたいと思います。大学生活を通じて、この「問う力」を身につけることができれば、将来どのような分野・業界に進んだとしても、それまでにない新しいアイデアを発見することができるでしょう。それほどまでに「問う力」は偉大なのです。また商学部で専門の科目を学んだという経験は、そうしたアイデアが生まれる際の力強い助けとなってくれると思います。

大学生活を通じて多くの人に巡り合ってほしいと願いますが、同時に、ひとりで過ごすことにも慣れてほしいと思います。「孤独」という言葉を聞くと、とてもネガティブに感じるかもしれませんが、ひとりの時間に慣れると、人とのつながりがいかに大切であるかを実感することができます。ひとりになり沈思(静かにじっと深く考える)すること、そして最後に人を訪ねてみること。この繰り返しが、誰にも曲げることができない信念と思考を、みなさんの心と頭にしみ込ませてくれます。大学生活で得られるさまざまな機会を生かし、大きく成長されることを期待しています。

週に2回、体育館で汗を流している男子バスケットボール部WIZARDFOX。初心者、経験者問わず積極的にプレーし、技術向上を意識して活動しています。また年に1回、日本大学が開催する日本大学体育大会(オール日大)や全国の大学サークルを対象としたスポーツイベントの大会に参加し、優勝や上位入賞をめざしています。

和やかで気軽に参加できるところや、同期や先輩、後輩とつながりを持てるところがサークルの魅力。同じ趣味を持つ人たちが集まるので自然と仲良くなり、サークル活動の後にみんなでご飯を食べに行ったりすることも。交友関係が広がることで大学生活を充実させることができます。

女子ラクロス部の魅力は、本気でラクロスに向き合うことで、目標を達成した時の喜びを部員全員で味わうことができる点にあります。厳しいばかりではなく、月に一度はレクリエーションの時間があり、他学年の部員やコーチも含め、全員で交流を深めることができます。

女子ラクロス部は他学部の学生たちとも合同で活動しているため、商学部以外の学部にも多くの友達を作ることができます。また、他大学との合同練習や練習試合を通じてさらに交友関係を広げることができ、さまざまなコミュニティの人と関われることが魅力です。

漫画研究会はイラストや漫画制作を目的としたサークル。その名のとおり漫画やイラストを描いて部誌を作るほか、他学部との批評会や合同活動も行っています。普段はメンバーがお互いに好きな漫画を薦めて読み合うなど、いつものんびりとした雰囲気で活動しています。

漫画研究会の醍醐味は、漫画を描いて製本し、それを手に持って読むこと。自分が描いたものが実際に手に取れるカタチとなることには、何物にも代えがたい魅力があります。また、作品を他の人に見てもらい感想を聞くことも、貴重で豊かな経験です。

学部や大学院で学ぶ外国人留学生と、日本人学生との間のコミュニケーションを深めることを目的としたサークルです。新入生外国人留学生ガイダンス、歓迎会や懇親会、語学教室、留学生研修旅行など、国籍を超えて、メンバー全員が楽しめるイベントを開催しています。

メンバーは約50名。外国人留学生と日本人学生が触れ合い、それぞれの信条や思想について理解することは、自分自身のアイデンティティーを再確認する貴重な機会になります。お互いの価値観を否定せず、認め、尊重し合うことで、信頼関係を築くことの大切さを学ぶことができます。

ダンス技術の向上やメンバー同士の交流を深めることを目的として日々活動しているダンスサークルJBS。部活動とは違うので厳し過ぎることはありませんが、練習のときは集中して取り組むという、メリハリの効いた活動を行っていることも大きな特徴です。

在学中はもちろん、社会人になっても交流が続く友達に出会えることがダンスサークルJBSの醍醐味です。社会に出た先輩たちが、在学生のダンスイベントに参加してくれることも。大学生活のほとんどをサークルの仲間と過ごすと言ってもいいくらい、固い絆で結ばれています。

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